新型コロナウィルス感染症の影響により令和元年の開催以来,3年ぶりに大阪教育大学教育振興会奨学金の目録授与式を,大阪教育大学が行っている大阪教育大学修学支援奨学金の目録授与式と同時開催により,令和4年11月30日(水)に開催しました。

(大阪教育大学修学支援奨学金目録授与式に関しては,こちらをご覧ください。)

大阪教育大学教育振興会奨学金は,経済的理由により修学が困難な学生・院生の中から,人物・学業成績に優れた者を支援するために創設され,平成27年度からこれまで72名に支援を行い,今年度は12名の奨学生を採用し, 4名の奨学生が本目録授与式に臨みました。

授与式では,各奨学生に片桐昌直 理事・副学長(学生支援担当)から目録が授与された後,高橋睦実 教育振興会会長から「今までの努力を教育振興会が認めてくれたという自信を胸に,大学で学ぶ目的の達成のため,さらに勉学に励み,残り少ない学生生活を充実させ,卒業・修了後,それぞれの個性を発揮し,目標とする世界で活躍することを期待しています。」とのメッセージが片桐理事・副学長を通じて送られました。

最後に,奨学生を代表し,浪花 真央(なにわ まお)さん(大学院 連合教職実践研究科 2回生)から,本奨学金やこれまでの学生生活,特に大学祭や課外活動に対する教育振興会からの支援に対する感謝の気持ちとともに,「本学卒業後,それぞれの道へ進みます。きっとこれからも多くの人に支えられながら生きていくことでしょう。そのような私たちにとって,今回このような機会をいただきましたことは,暖かい激励と,これからへの期待が込められているものだと,気持ちが引き締まる思いです。教育振興会の皆様の期待にお応えするためにも,これからも精進して参ります。」と自身の気持ちを述べました。